Webサーバサービス

プログラム
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簡単にいうと…

Webサーバサービスとは

 HTMLや画像などの表示を、クライアントのWebブラウザに対して提供する

プログラムです。

Webサーバサービスの乗っているコンピュータWebサーバと呼びます。

ApachやNginx、IISなどの製品があります。

詳しくいうと…

たとえば、パソコンやスマホのWebブラウザ(IEやChrome)上で何かのWebページを閲覧することを考えてみましょう。

クライアント側は、URLを指定してEnterを押します。

すると、その閲覧リクエストは、インターネット経由でそのWebページのWebサーバサービスへと飛んでゆきます。

 

 

Webサーバサービスは、HTML文書やHTML内に埋め込まれた画像のデータを、クライアント端末へ返してあげます。

すると、クライアント側のWebブラウザでは、そのHTMLテキストが装飾されて表示されます。これがふだん目にしているWebページです。

 

パソコン端末であれば、Webページ表示中に、そのページの元になっているHTML文書を見ることができます。IEやEdge、Chromeであれば「F12」キーを押せばOKです。

いま押してみます?

こうしてダウンロードされたHTML文書や画像は、クライアント端末にずっと保存されています。この表示データ履歴をキャッシュと呼びます。

キャッシュは、Webブラウザそれぞれのキャッシュフォルダを自端末内で調べて開けば、内容を見ることができます。昔表示したWebページ内の画像がそのまま自分の端末に残っているので、Webサーバ/クライアントの仕組みの一端をのぞいているようで面白いですよ。

 

以上のようにWebサーバサービスは、クライアント端末からのリクエストに応じてHTML文書を返してあげることで、今日もわたしたちのネットサーフィン生活を根底から支えているのでした。

 

・Webサーバサービスとは、HTMLや画像などの表示を、クライアントのWebブラウザに対して提供するよ
 

さらに知りたいなら…

ネットワークはなぜつながるのか(2006年)
(←画像クリックでAmazonサイトへ)

Webブラウザ・TCP/IP・LAN・インターネット・Webサーバなどの基本的な仕組みを、イラストつきでわかりやすく、けれどしっかりと解説してくれる1冊です。

(わたしも高校時代、このシリーズにはお世話になりました。いまAmazonで目次を見返していると、また読みたくなってきました)

 

つまり…

Webサーバサービスとは

 HTMLや画像などの表示を、クライアントのWebブラウザに対して提供する

プログラムなわけです。

 

ブラウザでWebページ表示中にF12キーを押すと、HTML文書の閲覧以外にも色んなマニアックなことができるぞぃ。
HTML文書を自分で描き替えて表示させたり、各表示処理の速度を確認したりと、まあWebエンジニア向けじゃな。じゃが、舞台裏をのぞいているようで興味深いじゃろ?

歴史のツボっぽくいうと…

  • 1991年
    最初のWebサーバ
    イギリスの計算機科学者ティム・バーナーズ=リーが、最初のWebサーバ&ブラウザ「WorldWideWeb」を公開する

 

 

<参考文献>(2019/09/22 visited)

Webサーバ - Wikipedia
ウェブブラウザ - Wikipedia
https://kitsune.blog/web-server-summary
使ってみよう! [F12] IE9 開発者ツール - HTMLとJavaScript のデバッグ編
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