非接触ICチップ(RFID)

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簡単にいうと…

非接触ICチップ(RFID)とは

 ID情報が埋め込まれたICチップをリーダに接近させて情報をやりとりする

通信ネットワークです。

RFIDRadio Frequency IDentifier)とも呼ばれます。

詳しくいうと…

非接触ICチップは、いまやさまざまな場面で利用されています。

たとえばカード型だと社員証や乗車カード、クレジットカード、リストバンド型だとアミューズメントパークやスーパー銭湯、タグ型だと衣料品店などで見かけます。

これらICチップは、数cm~数m離れたリーダ(読取装置)/ライタ(書込装置)へ近づけることで、電波を介して識別情報が読み取られます。

 

たとえば駅の改札(リーダ)にICチップ付き乗車カードを近づけると、「ID:abcde」といった識別情報が読み取られ、管理端末側のDBに「abcde ××さん 入場 東京駅 08:30」「残額:1200円」といった情報更新がなされます。

またこの際、リーダの発する磁力線がICカード内のコイルをくぐり抜けることで、電気が生じ、ICチップに給電されることもあります。

 

 

以上のように非接触ICチップは、その埋め込みアンテナを介してリーダ/ライタと情報をやりとりし、そのコイルを介して給電されることで、お手軽に入退場や商品識別を管理することができるわけです。

 

・非接触ICチップは、ID情報が埋め込まれたICチップをリーダに接近させて情報をやりとりするよ
・こっそり埋め込まれたアンテナから情報を発していて、そのコイルを介して給電もできるよ
 

さらに知りたいなら…

ソフトウェアとしてのRFID(2020年)
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RFIDの概要と仕組みからはじまり、開発者向けの情報も記載されている1冊です。

RFIDに興味がある、あるいは自分でも作ってみたいという初学者の方向けになります。

 

つまり…

非接触ICチップ(RFID)とは

 ID情報が埋め込まれたICチップをリーダに接近させて情報をやりとりする

通信ネットワークなわけです。

 

読み取り方向が限定される従来のバーコード式とはちがって、RFIDだと近寄るだけで情報読み取りできる利点がある。
RFID
はこうした非接触タイプのICチップ/タグ/カードの技術全般を指す用語じゃ。その内のひとつの規格としてNFC(Near Field Communication)というものもあるぞぃ。

歴史のツボっぽくいうと…

  • 1973年
    RFIDの発明
    アメリカの発明家マリオ・カードゥロが、リーダから給電するパッシブタイプのRFIDを発明する

 

 

<参考文献>(2019/10/06 visited)

RFID - Wikipedia
Radio-frequency identification - Wikipedia
バーコードプリンタ|ハンドラベラー|東京西サトー製品販売株式会社