簡単にいうと…
非接触ICチップ(RFID)とは
ID情報が埋め込まれたICチップをリーダに接近させて情報をやりとりする
通信ネットワークです。
RFID(Radio Frequency IDentifier)とも呼ばれます。
詳しくいうと…
非接触ICチップは、いまやさまざまな場面で利用されています。
たとえばカード型だと社員証や乗車カード、クレジットカード、リストバンド型だとアミューズメントパークやスーパー銭湯、タグ型だと衣料品店などで見かけます。
これらICチップは、数cm~数m離れたリーダ(読取装置)/ライタ(書込装置)へ近づけることで、電波を介して識別情報が読み取られます。
たとえば駅の改札(リーダ)にICチップ付き乗車カードを近づけると、「ID:abcde」といった識別情報が読み取られ、管理端末側のDBに「abcde ××さん 入場 東京駅 08:30」「残額:1200円」といった情報更新がなされます。
またこの際、リーダの発する磁力線がICカード内のコイルをくぐり抜けることで、電気が生じ、ICチップに給電されることもあります。
以上のように非接触ICチップは、その埋め込みアンテナを介してリーダ/ライタと情報をやりとりし、そのコイルを介して給電されることで、お手軽に入退場や商品識別を管理することができるわけです。
さらに知りたいなら…
つまり…
非接触ICチップ(RFID)とは
ID情報が埋め込まれたICチップをリーダに接近させて情報をやりとりする
通信ネットワークなわけです。
RFIDはこうした非接触タイプのICチップ/タグ/カードの技術全般を指す用語じゃ。その内のひとつの規格としてNFC(Near Field Communication)というものもあるぞぃ。
歴史のツボっぽくいうと…
- 1973年RFIDの発明アメリカの発明家マリオ・カードゥロが、リーダから給電するパッシブタイプのRFIDを発明する
<参考文献>(2019/10/06 visited)