近距離無線通信

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簡単にいうと…

近距離無線通信とは

 近距離から電波などを用いて情報をやりとりする

通信ネットワークです。

広義には無線LAN(Wi-Fi)やBluetoothなども含みますが、ここでは狭義の、常時接続タイプではなく散発的に通信され、ごく近距離(数cm~数m)で利用されるタイプを説明します。

詳しくいうと…

近距離無線通信の種類

非接触ICチップ(RFID)

非接触ICチップ(RFID)は、アンテナ付きのICチップを埋め込んだ媒体を、ゲート型やハンディ型のリーダに近づけた際に、電波を介して相互に情報交換されるタイプの近距離無線通信です。

IC乗車カードやICタグなど、幅広い分野で普及しています。

 

赤外線通信

赤外線通信は、赤外線を介して発信部と受信部との間で情報交換されるタイプの近距離無線通信です。

家電製品のリモコンなどに搭載されています。

 

 

以上のように近距離無線通信は、すこし離れたところから通信することで、スムーズな入退場管理や商品管理、リモコン操作などを実現しているのでした。

ここではバーコード読取(スーパーの商品や図書館の本などで利用されるあれ)は、情報機器間の「通信」ではないため説明していません。

 

・近距離無線通信は、近距離から電波などを用いて情報をやりとりするよ
・非接触ICチップ(RFID)や赤外線通信などがあるよ
 

さらに知りたいなら…

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RFIDの概要と仕組みからはじまり、開発者向けの情報も記載されている1冊です。

RFIDに興味がある、あるいは自分でも作ってみたいという初学者の方向けになります。

 

つまり…

近距離無線通信とは

 近距離から電波などを用いて情報をやりとりする

通信ネットワークなわけです。

 

ひとむかし前、カード読取といえば、磁気ストライプをリーダにシュっと差し通すタイプが主流じゃった。いまではすべてICチップ型になっておる。時代の変化じゃのぉ。

歴史のツボっぽくいうと…

  • 1973年
    RFIDの発明
    アメリカの発明家マリオ・カードゥロが、リーダから給電するパッシブタイプのRFIDを発明する

 

 

<参考文献>(2019/10/06 visited)

IrDA - Wikipedia
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