簡単にいうと…
電話網とは
音声通信を可能にする
通信ネットワークです。
詳しくいうと…
電話網の種類
電話網の種類には主に以下があります:
・公衆交換電話網(固定電話)
・移動体通信網(携帯電話)
・次世代電話網
・専用回線電話網
1つひとつ見てゆきましょう。
公衆交換電話網
固定電話を利用する際は、各地区に設置された電話交換機を経由します。
移動体通信網
先ほどの公衆交換電話網と設備の多くを共有しています。無線基地局があるのが特徴です。
インターネットにも接続可能です。
次世代電話網
次世代電話網は、日本では2025年に廃止される公衆交換電話網に代わる電話網です。
コンピュータネットワークと同じくIP(インターネットプロトコル)を基盤として、電話交換機ではなくルータを経由して音声通信を実現します。
専用回線電話網
専用回線電話網は、公衆交換電話網を介することなく、施設内や拠点間で専用回線を介して音声通信する電話網です。
学校や企業、ホテルなどの内線電話やインターホンのほか、業務用電話(指令電話、警察電話、消防電話、鉄道電話)などがあります。
以上のように電話網は、さまざまな経路を通じて効率的・高品質な音声通信を実現するため全国津々浦々に敷設され、今日もわたしたちの電話ライフを支えているのでした。
・電話網は、音声通信を可能にする通信ネットワークだよ
・固定電話用(公衆交換電話網)や携帯電話用(移動体通信網)などがあるよ
さらに知りたいなら…
つまり…
電話網とは
音声通信を可能にする
通信ネットワークなわけです。
歴史のツボっぽくいうと…
- 1877年電話交換機の設計ハンガリー生まれの科学者ティヴァダル・プシュカーシュが、トーマス・エジソンのもとで働いていた頃、最初の実験的な電話交換機を考案する
同年、ベル電話会社(AT&T社)がプシュカーシュの設計をもとに電話効果器を製造する - 1891年電話交換の自動化アメリカの発明家アルモン・ブラウン・ストロージャーが、電話回線切り替えを自動化するステッピングスイッチの特許を取得する
- 1972年電話通信のデジタル化アメリカ・AT&T社がデジタル交換機からなるISDN網を運用開始する
- 1979年1Gの登場日本で移動体通信規格1G(アナログ回線)の自動車電話がサービス開始される
- 1982年日本のデジタル電話網化日本・電電公社(現NTT)がデジタル交換機からなるISDN網を運用開始する
- 1993年2Gの登場日本で2G(デジタル通信)が、インターネットにアクセス可能なデータ通信と共にサービス開始される。この頃Eメールや写メも普及しはじめる
- 2002年3Gの登場日本で3Gがサービス開始され、携帯電話によるインターネット閲覧が普及する
- 2012年4Gの登場日本で4Gの名を冠するサービスが開始され、携帯電話によるデータ通信速度がさらに高速化する
<参考文献>(2019/10/05 visited)
電話網 - Wikipedia