簡単にいうと…
Webブラウザとは
Webサイトを表示する
プログラムです。
Internet Explorer、Chrome、Safari、Firefoxなどの種類があります。
詳しくいうと…
Webブラウザは、ほかの誰かが用意したWebサーバからHTML文書などをダウンロードして、表示するアプリケーションソフトウェアです。
以下のステップを踏んでWebブラウザはWebページを表示します:
①URL検索(DNSサーバ問い合わせ)
②HTML/XML構文解析&Webページ描写
1つひとつ見てゆきましょう。
①URL検索(DNSサーバ問い合わせ)
まずはWebブラウザのURL欄に、アクセスしたいWebページのURL(Uniform Resource Locator)という住所名を入力しましょう。
Enterキーを押すと、Webブラウザは最初に、指定したURLを持つWebサーバのIPアドレスを探しに行きます。
そのために、URL-IPアドレスの紐づき表を管理するいくつかのDNSサーバへアクセスしに行きます。
世界に13台あるルートDNSサーバ、次に「.com」DNSサーバなどの下位サーバへアクセスして、「https://tsumori-tech.comってURLを持つWebサーバのIPアドレスはなぁに?」と尋ねに行くのです。
DNSサーバは、たとえば「192.168.***.***のIPアドレスを持つWebサーバを訪ねるといいよ」とWebブラウザからの問い合わせに対して応答してくれます。
②HTML/XML構文解析&Webページ描写
こうしてWebブラウザが目的のWebサーバを見つけたら、そのWebサーバからWebページの構造文書であるHTML/XMLテキストデータ、サイト内に表示される画像・動画が、ダウンロードされます。
Webブラウザは、このHTMLやXMLの構文解析を行ないます。
こうしてやっと、ふだんわたしたちが目にするWebページを表示してくれるのです。
以上のようにWebブラウザは、DNSサーバやWebサーバへアクセスして、ダウンロードしてきたHTML文書などからWebページを表示して、こうしてわたしたちのネットサーフィン生活を支えてくれていたのでした。
さらに知りたいなら…
つまり…
Webブラウザとは
Webサイトを、DNSサーバやWebサーバへアクセスして、表示する
というプログラムなわけです。
いまではブラウザでコミュニケーションを取ったり、映画を観たり、買い物したり、いろんなことができるようになったのぅ。
これらWebページの先にあるWebサーバの存在を、いつも意識したいものじゃ。DNSサーバものぅ。
歴史のツボっぽくいうと…
- 1968年ハイパーテキストの登場アメリカの思想家テッド・ネルソンと発明家ダグラス・エンゲルハートらが、それぞれハイパーテキストを実装したシステムを開発する
- 1989年HTMLの登場イギリスの計算機科学者ティム・バーナーズ=リーが、HTMLやHTTPなどを提案しコード化する
- 1991年最初のWebブラウザイギリスの計算機科学者ティム・バーナーズ=リーが、最初のWebサーバ&ブラウザ「WorldWideWeb」を公開する
<参考文献>(2019/09/25 visited)