スピーカー

技術要素
関連用語
 製造物
 └音の技術
  └音響器
   └スピーカー
スポンサーリンク
スポンサーリンク

この用語のポイント

・電気信号を音に換えるよ

簡単にいうと…

スピーカーとは

 電気信号を音に換える

技術要素です。

詳しくいうと…

構造と仕組み

スピーカーは、オーディオ観賞用の独立スピーカーや音楽プレイヤーの内蔵スピーカーだけでなく、電話の受話部分やパソコン、テレビなど、音声を発するすべての機器に取り付けられています。

スピーカーの代表的な構造は左図の通りです。

エンクロージャ(筐体)内で、永久磁石の磁界内にムービングコイルが挿入されています。

 

 

 

 

コイルに電流が流れると、電磁誘導の法則(フレミングの左手の法則)にしたがって、コイルが前後に可動します。

そして電気信号とコイルの動きに合わせて、コーン紙(振動板)が微振動し、音声振動を空気中に発します。

 

 

 

以上のようにスピーカーは、電磁誘導の法則を利用して、電気信号に連動させてコイルとボール紙を振動させることで、今日もわたしたちの音楽ライフを助けているのでした。

 

・スピーカーとは、電気信号を音に換える装置だよ
・電磁誘導の法則を利用しつつ、電気信号によってコイルとコーン紙を振動させて音を発するよ
 

さらに知りたいなら…

PA入門(2012年)
(←画像クリックでAmazonサイトへ)

不特定多数への拡声(PA:Public Address)技術について、音や電気的性質の基礎にはじまり、音響機器全般、ケーブルや端子の種類、そしてPA業務の仕事内容など、音響について幅広く解説する1冊です。

比較的まとまった内容なので、音響についてしっかり学びはじめたい方向けにおススメです。

 

つまり…

スピーカーとは

 電気信号を音に換える

技術要素なわけです。

 

電気信号でコイルを振動させるという点では、コイルを振動させて電気信号を得るマイク(ダイナミック型)の反対の流れを利用しておるんじゃのぅ。

歴史のツボっぽくいうと…

  • 1875年
    電話の特許
    スコットランド生まれの発明家アレクサンダー・グラハム・ベルが、空気を媒体にして音声を電気信号へ、電気信号を空気へ変換する、ダイナミック型マイク/スピーカーを用いた電話の特許を申請する。

 

 

<参考文献>(2019/08/15 visited)

スピーカー - Wikipedia
第19回 スピーカーとフレミングの法則 テレビの音を小さくすると、節電になるのか? | 電気工学を知る | パワーアカデミー
「テレビの音を小さくすると、節電になるの...
第3回:スピーカーは、どういう仕組みで音が出るの? | 音楽之友社が運営するWebマガジン「ONTOMO(オントモ)」のブログ。音楽/オーディオ雑誌発のこだわりの限定品や、情報を発信します。
今回はスピーカーのしくみ編ですね。ろみーさんよりオーディオに詳しそうな、たかゆきさんが登場します。しかし、ジェネレーションギャップは埋まりそうにありません。   ジェネレーションギャップだなんて〜、冗談はヨシコ
PIONEER | AVレシーバー | 日本
PIONEERブランドのAV製品ページです。 1938年に創業したパイオニアは、ホームオーディオソリューションで世界をリードしてきました。そして現在も、パイオニアは高品質なホームAV製品のグローバルリーダーであり続けています。
タイトルとURLをコピーしました