簡単にいうと…
WANとは
LAN同士を接続する広域的なコンピュータネットワーク
という通信ネットワークです。
Wide Area Networkの略です。
詳しくいうと…
WANは、2つ以上のLAN(Local Area Network)を接続したネットワークです。
LANは、ルータと呼ばれる機器を経由して他のLANへ接続されます。
この際、LANの入り口となるルータは、ISP(インターネットサービスプロバイダ)と呼ばれる通信事業者の回線を通じて互いに接続されます。
WANとは、このLAN-ルータ-ISP-ルータ-LANからなるネットワークの総体を指します。
以上のようにWANは、広域的なコンピュータネットワークとして、今日も本社や支社などの間を接続してくれているわけなのでした。
・WANは、LAN同士を接続する広域的なコンピュータネットワークだよ
・ルータやISPを経由してLAN同士が接続されているよ
・WAN接続は、インターネット接続と同義とされることもあるよ
さらに知りたいなら…
ネットワークはなぜつながるのか(2006年)
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Webブラウザ・TCP/IP・LAN・インターネットなどの基本的な仕組みを、イラストつきでわかりやすく、けれどしっかりと解説してくれる1冊です。
(わたしも高校時代、このシリーズにはお世話になりました。いまAmazonで目次を見返していると、また読みたくなってきました)
つまり…
WANとは
ルータやISPを経由してLAN同士を接続する、広域的なコンピュータネットワーク
という通信ネットワークなわけです。
IPアドレスについてじゃが、同一LAN内では同じグローバルIPアドレスが共有されとる(ex. 192.168.0.1/24や192.168.0.2/24)。同じ屋根の下に住んどるイメージじゃ。
他方、ルータの向こう側へ行くと、別のグローバルIPアドレスの世界へと移る(ex.192.168.0.1/24や192.168.1.1/24)。別のお宅になるので、住所も変わるイメージじゃな。
歴史のツボっぽくいうと…
- 1970年イーサネットの原点アメリカ・ハワイ大学のノーマン・エブラムソンが、ハブを用いてハワイ諸島間をむすぶ「ALOHAシステム」を開発する
- 1973年イーサネットの登場アメリカ・ゼロックス社のパロアルト研究所のロバート・メトカーフらが、イーサネットを開発する
- 1980年国際規格の登場ゼロックス社の開発がベースとなり、IEEEにて「Ethernet 1.0」規格として公開される
<参考文献>(2019/10/03 visited)
Wide Area Network - Wikipedia