簡単にいうと…
レールとは
構築物です。
「レール」というだけではガイド全般を指しますが、
ここでは鉄道用レール(軌条)として説明します。
詳しくいうと…
鉄道(電車や気動車、機関車)の車両は、線路の上を走ることで、安定感ある走行が実現できます。
線路は、砂利の敷かれた道床、枕木、そしてレール(軌条)から構成されます。
列車の荷重は、車輪を通してレール–枕木–道床へと伝達され支えられています。
また、レールは車輪のガイドとしてだけでなく、電車の帰線として電気も流れています。
以上のようにレールは、鉄道の安定走行のためのガイドとなり、車両荷重の支えとなり、また電線として、今日もわたしたちの鉄道利用を支えているのでした。
・レールは、鉄道車両を支えて走行のガイドになる構築物だよ
・レールは道床や枕木と一緒になって車両の荷重を支えるよ
・電車のレールには、饋(き)電線として、電気も流れているよ
さらに知りたいなら…
(←画像クリックでAmazonサイトへ)
さまざまな列車の種類、レールの構造、電車の給電システムにはじまり、運転の仕方や切符の料金設定など、列車に関するありとあらゆる知識が詰まっている1冊です。
目次はこちらのサイトをご覧ください。
つまり…
レールとは
鉄道車両を支えて走行のガイドになる
構築物なわけです。
歴史のツボっぽくいうと…
- 紀元前600年頃荷馬車用の溝古代ギリシャのコリントス地方で、馬車が石灰岩の溝の上を走行する
- レールに鉄が使用されるイングランドのカンバーランドで、木製基盤上に薄い帯状の鉄を張り付けたレールが造られる
- 1831年現在のレールの原形アメリカの技術者ロバート・スティーブンスが、現在使用されるレールの原形となる平底のレールを発明する
<参考文献>(2019/10/27 visited)
軌条 - Wikipedia
輪軸 (鉄道車両) - Wikipedia