業務無線

通信ネットワーク
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簡単にいうと…

業務無線とは

 電波や光を用いた業務用の無線通信

という通信ネットワークです。

公的機関や交通機関のほか、ビル警備員やイベント会場スタッフなども用います。

詳しくいうと…

無線通信が力を発揮するのは、話者が絶えず移動している場合です。

たとえば交通機関の場合、船舶航空機などには無線通信機の設置が義務付けられています。

列車や消防車、救急車も同様に、無線通信によって、管制室や病院と絶えず情報共有を行なっています。

ひとの場合も同様で、たとえば施設の警備員やイベント会場スタッフなど、業務員が広い範囲でうろうろすべき状況下では、小型トランシーバで会話をすることが多いです。

無線通信は、互いが同じ周波数の電波を用いてやりとりします。このため、特定の相手と会話したい場合の周波数、全員一斉に話を伝える周波数、などが別々にセットできます。

また、同時通話は基本的にはできず、できたとしても会話が混乱しがちなため、一方が話を終えたあとに他方が話を始める、というあの独特の会話リズムが生まれています。業務フロー上はこのリズムのほうが間違いがないです。

 

 

以上のように業務無線は、有線の固定装置にはできない、移動体との通信を可能にすることで、今日もわたしたちの利用する列車や飛行機、ビルやイベント会場の運行を実現しているのでした。

 

・業務無線は、電波や光を用いた業務用の無線通信だよ
・船舶、航空機、列車などの交通機関のほか、ビル警備員やイベント会場スタッフも用いているよ
 

さらに知りたいなら…

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無線機について幅広く学ぶというよりかは、実際に何かトランシーバを買って、巷に流れる業務無線を聴いてみよう!という実践向きの1冊です。

あなたもトランシーバを使って、さまざまな業務無線を聴いてみませんか?

 

つまり…

業務無線とは

 電波や光を用いた業務用の無線通信

という通信ネットワークなわけです。

 

無線通信は昔から電波が当たり前じゃったが、いろんな機関がいろんな周波数帯域を用いてきた結果、利用可能な周波数が残り少なくなってきおった。
そのため、いまではの周波数帯域を利用した無線通信の開発が進んでおるようじゃよ。

歴史のツボっぽくいうと…

  • 1897年
    戦艦への無線機搭載
    ロシア海軍の士官学校共感アレクサンドル・ポポフが、巡洋艦に無線機を設置して電波伝播試験を開始する

  • 1900年
    無線電話の登場
    カナダ生まれの技術者レジナルド・フェッセンデンが、世界で初めて音声を電波に乗せる

  • 1922年
    航空無線ステーションの開設
    アメリカで航空郵便向けの無線ステーションが設置される

 

 

<参考文献>(2019/10/06 visited)

無線 - Wikipedia
無線通信 - Wikipedia
船舶無線 - Wikipedia
航空交通管制 - Wikipedia
Air traffic control - Wikipedia
列車無線 - Wikipedia
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