#2020/09/17 縦割りが生じるくらい、『行政機関』はたくさん分かれていたりします。

航空機

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この用語のポイント

・大気中を飛行する乗り物だよ

簡単にいうと…

航空機とは

 大気中を飛行する乗り物

という技術個体の総称です。

詳しくいうと…

地上で生活を送る人間にとって、空を飛ぶイメージには夢があります。

その夢が叶うには、空気より軽い気体の発見、次いで翼に働く揚力の発見が必要でした。

前者は軽航空機、後者は重航空機と呼ばれます。

まずは、重航空機からみてゆきましょう。続いて、軽航空機やその他の航空機について触れます。

 

重航空機

固定翼機

飛行機超軽量動力機グライダーなどがあります。

その名の通り、固定した翼を持ちます。この翼に風が当たることで生じる揚力(翼の高圧下部から低圧上部へ働く圧力差の力)によって、浮上することができます。

 

 

回転翼機

ヘリコプターオートジャイロなどがあります。

その名の通り、回転する翼(ローター)によって、固定翼と同じく揚力を得て浮上します。

固定翼機との大きなちがいは、揚力を得るためにつねに前進する必要がなく、滞空できる点、また垂直離着陸が可能で滑走路を必要としない点が挙げられます。

 

軽航空機

飛行船気球など、空気より比重の軽い気体によって浮力を得る乗り物です。

水素やヘリウム、あるいは熱された空気などが用いられます。

発明から300年少々とはいえ、航空機としては最も古い歴史を持ちます。

 

宇宙航空機

大気中だけでなく、宇宙空間でも推進する航空機です。

ロケット宇宙船などがあります。

宇宙空間は無重力のため、浮力よりも推進力が重要視されます。このためロケットなどは、燃焼ガス流を噴射する際の反作用の力を利用して推進しています。

 

無人航空機

ドローン(無人航空機)とは、「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの(…)」(平成27年改正 航空法)と定義されています。

つまり、重航空機である飛行機やヘリコプター、軽航空機である飛行船を、飛行原理はそのままに人が乗れないようにして、無線操縦あるいは自律航行できるようにすれば、いまのところすべてドローンと呼ばれます。

とはいえ、民間用小型ドローンとしては、回転翼機が2019年現在のところ一般的です。

 

上記のように、空気より軽い気体を用いたり、翼に働く揚力を使って、浮力を得ることで、人類は空を移動媒体とすることができました。

いまこうしている間にも、何千何万もの航空機が世界中の空を、人や荷物を載せて移動しているのでした。

 

 

・航空機とは、大気中を飛行する乗り物だよ
・浮く仕組みとしては、空気より軽い気体(軽航空機)、翼に働く揚力(重航空機)、燃焼ガス流の反作用(宇宙航空機)などがあるよ
・ドローン(無人航空機)の定義については、今後の技術と議論の展開に要注目だよ
 

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つまり…

航空機とは

 大気中を飛行する乗り物

という技術個体の総称です。

 

昨晩、夢のなかで、傘を広げて風の赴くままに漂っていたんじゃが、これは何という航空機にあたるのかのう?

歴史のツボっぽくいうと…

4世紀頃 中国で竹トンボについて記述した書物が書かれる。

10世紀頃 中国で、火槍や火箭(かせん)など、現在でいうロケット花火が使用される。

1505年頃 イギリスのレオナルド=ダ・ヴィンチが

     『鳥の飛翔に関する手稿』でヘリコプターのスケッチを残す。

1901年 アメリカの技術者グスターヴ・ホワイトヘッドが

    飛行機の有人飛行を成功させたといわれる。

1901年  ドイツの工学者ヘルマン・ガンズヴィントが

      ヘリコプターによって15秒間の浮上を成功させる。

1903年 アメリカの自転車屋ライト兄弟が、飛行機の有人飛行を成功させる。

1903年 ロシア帝国の物理学者・数学者ツィオルコフスキーが、

     液体燃料ロケットエンジンを構想する論文を発表する。

1914年 アメリカの飛行機ベノイストXⅣが

     タンパ湾両岸35kmを横断する初の定期旅客飛行便となる。

1915年 ドイツの飛行機フォッカーE.Ⅲが

    プロペラ内面から機関銃を掃射する初の量産戦闘機となる。

1926年 アメリカのロバート・ゴタートが

     はじめて液体燃料ロケットエンジンの飛行を成功させる。

1936年  ドイツの技術者ハリンリヒ・フォッケらが

      安定飛行のできる初の量産型ヘリコプターの飛行に成功する。

1942年 ドイツが液体燃料ロケットエンジンを用いた

     V2ロケットミサイルの発射に成功する。

     宇宙空間へ到達したはじめての人工物体となる。

1944年 アメリカがドイツのミサイル発射施設向けの無人爆撃機BQ-7を開発試行する。

1947年 アメリカの飛行機ベルX-1が、ロケットエンジンを搭載して

     飛行機として初めて音速を超える。

1949年 イギリスの飛行機コメットが世界初のジェット旅客機となる。

1958年 ソ連が液体燃料ロケットエンジンを用いた

     スプートニクロケットの発射に成功する。

1987年 日本のヤマハ発動機社が、産業用無人ヘリを開発する。

1995年 アメリカで無人偵察機プレデターが配備、軍事作戦に投入される。

 

 

<参考文献>(2019/01/14 visited)

航空機 - Wikipedia
航空:飛行ルールの対象となる機体 - 国土交通省
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