#2020/09/17 縦割りが生じるくらい、『行政機関』はたくさん分かれていたりします。

交通機関

社会機関
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簡単にいうと…

交通機関とは

 輸送機械を運用して不特定多数の人・物を移動させる組織

という社会機関です。

バス会社、タクシー会社、鉄道会社、エアライン、空港運営会社などの種類があります。

詳しくいうと…

交通機関とは?

毎日通勤・通学したり、飲みに行ったり、帰省したりする際に、みなさんはよく電車飛行機を利用しますよね。

交通機関とは、このような輸送機械を運用する組織全般を指します。

輸送機械とは、動力+運動器+被輸送体からなる器械ないし機械のことで、車両船舶航空機の種類があります。

他方、たとえば人力車や渡し船のように人力を動力とするケースや、砂漠越えのためにラクダを提供する商人のような動物に直接輸送させるケースも、広義の交通機関に含まれます。

 

輸送機械については以下の用語も参照ください:
輸送機械
輸送機械とは、人や貨物を移動させる乗り物だよ

 

次に、輸送機械などを運用する当の組織について言うと、

運用者は行政であったり民間企業であったりとさまざまですが、同じ交通機関として、下記の業務はだいたい共通しています:

 

【交通機関の業務例】

 ・輸送機械の確保/維持管理

 ・輸送ルートの策定

 ・運賃の策定

 ・運転手の確保/教育

 ・整備職員の確保/教育

 ・燃料の確保

 ・輸送路の安全確保

 ・運転手間 or 運転手-管制室間の通信手段の確保 など

 

交通機関の種類

陸上交通

陸上交通では、自動車・鉄道・索道などを用いる交通機関があります:

 事業者名 輸送機械 具体的な手段
バス会社、タクシー会社自動車バス、タクシー
鉄道会社鉄道機関車、電車、気動車リニアモーターカーなど
索道会社索道ロープウェイ、ゴンドラリフト、リフト

市街地はバス・タクシー・鉄道が、都市間は鉄道が、山間部では索道がよく利用されています。

なお輸送路の管理について、自動車の場合は公共の「道路」なので行政(国交省・警察・自治体など)や高速道路会社が管理しており、鉄道・索道の場合は専用の「レール」「ロープ」なので各事業者が管理しています。

 

水上交通

水上交通では、船舶を用いる交通機関があります:

 事業者名 輸送機械 具体的な手段

フェリー会社、クルーズ会社など

船舶旅客船貨物船ボート、ホバークラフトなど

川や湖を渡る場合はボート・ホバークラフトが、島嶼部や海洋を渡る場合は旅客船・貨物船などがよく利用されています。

なお、輸送路は水なので管理もへったくれもないと思われるかもしれませんが、とはいえ水上ゆえ、台風や津波、領海侵犯船や海賊、隕石やロケットの落下などに備え、行政(海上保安庁)が巡回や無線通信などで安全管理しています。

 

航空交通

航空交通では、航空機を用いる交通機関があります:

 事業者名 輸送機械 具体的な手段
エアライン、ヘリ会社など航空機飛行機、ヘリコプタードローンなど

都市間や国家間を渡る場合は飛行機が、近距離の移動にはヘリコプターが、小規模貨物の輸送や空上撮影などにはドローンが利用されています。

なお輸送路について、上空とはいえ航空機同士が接近しては衝突の危険があるため、とくに飛行機の運行については行政(航空局・自衛隊)が航空管制を行ない航空機の位置管理をしています。

また、離着陸についても、空港運営会社の所有する空港+滑走路や、ヘリ会社の所有するヘリポートなどの設備が必要になります。

将来、もしドローンカー(空飛ぶクルマ)が普及しそうな場合は、「ドローン管制」を行政が実施する必要があるかもしれませんね。

 

 

以上のように交通機関は、輸送機械やそれを操縦する運転手、メンテナンスする整備員、管制官などが協働して、今日もわたしたちをどこか行きたいところへ運んでくれているわけでした。

 

・交通機関とは、輸送機械を運用して不特定多数の人・物を移動させる組織だよ
・各交通機関には、輸送機械、運転手/整備員、通信設備などが備わっているよ
・輸送路の管理や輸送上の管制は、行政が行なう場合も多いよ
 

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つまり…

交通機関とは

 輸送機械を運用して不特定多数の人・物を移動させる組織

という社会機関なわけです。

 

どこでもドアさえあれば交通革命を起こせるのにのぅ。

歴史のツボっぽくいうと…

  • 紀元前4千年前
    帆船の普及
    エジプトやメソポタミア地方で、帆船が使用される。

  • 1807年
    蒸気船の開発
    アメリカの技術者ロバート・フルトンが外輪蒸気船を製造する。

  • 1814年
    蒸気機関車の開発
    イギリスの技術者ジョージ・スティーブンソンが、石炭輸送用の実用的な蒸気機関車を開発する。

  • 1858年
    外洋客船の開発
    イギリスの技術者アイザム・K・ブルーネルが、スクリュープロペラを備えた外洋客船を製造する。

  • 1881年
    路面電車の開業
    ドイツ・ベルリンで路面電車が開業する。

  • 1885年
    ガソリン自動車の開発
    ドイツのゴットリープ・ダイムラーとカール・ベンツが、それぞれ独自にガソリンエンジン式自動車を開発する。

  • 1901年
    飛行機の開発
    アメリカの技術者グスターヴ・ホワイトヘッドが、飛行機の有人飛行を成功させたといわれる。

  • 1921年
    気動車の営業開始
    日本でガソリンエンジン式気動車が営業開始される。

  • 1936年
    長距離高速列車の開発
    イタリアで長距離高速列車が製造される。

  • 1936年
    ヘリコプターの開発
    ドイツの技術者ハリンリヒ・フォッケらが、安定飛行のできる初の量産型ヘリコプターの飛行に成功する。

  • 1971年
    ドイツのメッサ―シュミット・ベルコウ・ブローム社が、初の有人磁気浮上鉄道を開発する。

 

 

<参考文献>(2020/08/06 visited)

交通 - Wikipedia
公共交通機関 - Wikipedia

 

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