ハンマー

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この用語のポイント

・腕の運動エネルギーを増幅するよ

簡単にいうと…

ハンマーとは

 腕の運動エネルギーをその回転運動によって増幅し、物を叩いたり潰したりする工具

という技術要素です。

詳しくいうと…

運動の要因

ハンマーは、人間の腕で振るって、物を叩き潰す工具です。

与える衝撃の強さは主に、①ハンマーヘッドの重量、②スイングの長さ、そして③振るう際の速度によって決まります。 

①まず、柄の先には重い金属塊(ハンマーヘッド)が付けられており、この重量が衝撃の一端を担います。

②つぎに、振るわれる際、人間の肘が回転の中心となり、腕-柄(スイング)が回転します。このスイング部が長いほど蓄えられる運動エネルギーは大きくなりますが、あまり長いとコントロールがむつかしいです。

③最後に、腕で振るうという回転運動を行なうことで、垂直に打ち付けるよりもすくない筋力で一定の運動速度を発揮できます。野球でもバットやボールなど、肩や肘を中心とする回転運動の助けを借りていますね。

 

以上のようにハンマーは、その回転運動によって人間の筋力が果たす運動エネルギーの増幅器となり、今日も釘などを打ち付けて頑丈な構造物を組み立てているのです。

 

・ハンマーは、その回転運動によって物をより強く叩きつける工具だよ
・衝撃の強さは、ハンマーヘッドの重量・スイングの長さ・回転速度によって主に決まるよ
 

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つまり…

ハンマーとは

 腕の運動エネルギーをその回転運動によって増幅し、物を叩いたり潰したりする工具

という技術要素なわけです。

 

いわれてみればたしかに、腕の筋力の増幅装置じゃのう。運動の世界のアンプじゃな。

歴史のツボっぽくいうと…

前期旧石器時代(約330万年前) 石器が使用される。

79年頃 イタリアのポンペイで鉄製の釘抜きハンマーが使用される。

 

<参考文献>(2019/02/03 visited)

槌 - Wikipedia
Hammer - Wikipedia
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