家畜

自然加工物
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簡単にいうと…

家畜とは

 人間によって育てられ、人間の役に立つ動物

という自然加工物です。

それ自体は自然物ですが、人間による品種改良の影響の大きさを考慮して、自然加工物としています。

詳しくいうと…

家畜とは、人間が育て、人間の役に立ってくれる動物たちのことです。

 

たまにニュースや写真集などで、わたしたちの普段食している牛・豚・鶏の劣悪な飼育環境や、屠殺場の様子を目にすることがあります。

そのたびごとにわたしたちは、申し訳ないな、と目を伏せるのですが、とはいえ事実が変わるわけではありません。今日もわたしたちは「この牛肉、脂がのってるね!」とか「ジューシーだね!」と言いながら、美味しいお肉や卵を食べさせてもらっています。

せめて、「このお肉、美味しい」とわたしたちが言っているあいだにも、何頭もの家畜動物が生育させられては屠殺されている事実を、忘れないようにしたいですね。

 

その用途に応じて、家畜は以下の種類に区分できます:

 

・農用動物

…食用・素材用に供される動物。牛・豚・鶏の肉、牛・山羊の乳、鶏の卵のほか、皮膚、毛、羽根なども利用される。

・使役動物

…主に労働力を提供する動物。荷役用の牛・馬・ラバのほか、競走馬、盲導犬、動物園の動物、水族館の魚たちなど。

・伴侶動物

…愛玩動物(ペット)のこと。犬・猫を筆頭に、魚類、爬虫類、両生類など。

・実験動物

…医療実験や科学実験の被験に供される動物。ネズミ・イタチ・ウサギ・イヌ・ブタなど。

 

家畜として飼育される動物たちの多くは農用動物、とくに食用に供されます。とはいえそれ以外でも、ペットとして、あるいは動物園・水族館・競馬場でも見かけますし、道端で盲導犬を目にすることもあります。

実験動物は普段目にする機会がありませんが、わたしたちの用いる医薬品や科学的事実の舞台裏で、多くのマウスたちが臨床試験によって死んでいることも忘れてはなりません。

 

 

以上のように家畜は、ホモ・サピエンスの化学エネルギー源として、観賞対象として、パートナーとして、あるいは労働力や実験対象として、さまざまな面でわたしたちの暮らしを支えてくれているのでした。

 

・家畜とは、人間によって育てられ、人間の役に立つ動物だよ
・農用動物、使役動物、伴侶動物、実験動物などの種類があるよ
 

さらに知りたいなら…

家畜飼育の基礎(2008年)
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畜産業界の動向からはじまり、家畜動物の生態・飼育方法・飼料の基礎、そして各家畜動物の飼育実態について、幅広く学べる1冊です。
 
家畜についてしっかり学びはじめたい方向けです。
目次はこちらのサイトをご参照ください。
 

日本の家畜・家禽(2009年)
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図鑑出版で名高い学研から、ウマ・ウシ・ニワトリなど代表的な家畜の図鑑も出ています。
写真で家畜のイメージを湧かせておきたい、というかが向けの1冊です。
目次はこちらのサイトをご参照ください。
 

家畜という進化(2019年)
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最後は進化論の観点からの1冊です。
野生動物がいかにして家畜動物へ進化(品種改良)されるにいたったのかを、代表的な家畜動物について説明しています。あわせて、人間社会が家畜によって被った影響関係も伝えているようです。
学術的な視点から、家畜という生物を眺めたい方向けとなります。
 

つまり…

家畜とは

 人間によって育てられ、人間の役に立つ動物

という自然加工物なわけです。

 

たとえば馬は、日本でも4世紀末~20世紀半ばまで移動用に用いられたポピュラーな使役動物じゃった。いまでは自動車が馬に代わっているがのぅ。

歴史のツボっぽくいうと…

  • 紀元前8000年頃
    羊・山羊・豚の誕生
    西南アジアで、野生種だったムフロン・パサン・イノシシが家畜化され、それぞれヒツジ・ヤギ・ブタへと品種改良される

  • 紀元前6000年頃
    牛の誕生
    西南アジアやインドで、野生種だったオーロックスが家畜化され、ウシへと品種改良される

  • 紀元前4000年頃
    馬・驢馬の誕生
    ウクライナでウマが、エジプトでロバが、それぞれ家畜化される

 

 

<参考文献>(2019/12/21 visited)

家畜 - Wikipedia
実験動物 - Wikipedia
家畜(カチク)とは? 意味や使い方 - コトバンク
デジタル大辞泉 - 家畜の用語解説 - 人間の生活に役立たせる目的で飼育される動物。役畜・種畜・肉畜
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