#2020/09/17 縦割りが生じるくらい、『行政機関』はたくさん分かれていたりします。

栽培植物

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簡単にいうと…

栽培植物とは

 人間によって育てられ、人間の役に立つ植物

という自然加工物です。

詳しくいうと…

栽培植物のある風景

ホモ・サピエンスは、植物をさまざまな用途で利用して生きてきました。

まず何よりも食用として。わたしたちや家畜動物の食糧として、穀物・野菜・果物といった植物は欠かすことができません。

それに、家を建てるための木造建築の材料として、綿やゴムなどの素材用として、モルヒネやジギトキシンなどを抽出する薬草として、菜種油などの油用として、ホモ・サピエンスはその多くの場面で植物に頼って生きてきました。

 

こうした植物を生育する環境は、田畑と呼ばれます。田畑は、現代では牧歌的なイメージの象徴となっていますが、実際にはわたしたちのエネルギー供給源を与かり、わたしたちの死活を分かつ、重要な場所です。

多くの歳月をかけ、ホモ・サピエンスは栽培に適した土壌を見つけ、良い特性を備える複数の品種をかけあわせてより実がなり、より大きく育つ植物を探求してきたのです。

栽培植物に関連する種類

こうした栽培植物に関連するものには、大きく分けて次のものがあります:

・農作物

・肥料

 

農作物

農作物は、栽培の生育対象となる当の植物です。

大別すると、食用作物・飼料作物・薬用作物・工芸作物・観葉植物に分けることができます。

 

農作物
人間によって育てられ、人間の役に立つ植物だよ

肥料

肥料は、農作物に栄養を供給する土壌に対して散布する栄養物質です。植物の餌にあたります。

重要な栄養素として窒素・リン酸・カリウムがあり、有機質肥料と無機質肥料に大別されます。

 

肥料
植物を生育させるために人間が施す栄養物質だよ

 

 

・栽培植物とは、人間によって育てられ、人間の役に立つ植物だよ
・栽培植物それ自体である農作物と、農作物の栄養源になる肥料があるよ
 

さらに知りたいなら…

栽培植物と農耕の起源(1966年)
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栽培植物の総論からはじまり、チャ・イモ・バナナ・イネなど代表的な作物の普及を解説する、古典的な1冊です。

新書なので、お手軽な値段でさらりと栽培植物について知りたい方向けです。

目次はこちらのサイトをご参照ください。
 

植物工場ビジネス(2010年)
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最近は田畑ではなく工場内での植物栽培も増えてきましたね。
そんな植物工場の裏側、とくに仕組みや経営について概説する1冊です。

目次はこちらのサイトをご参照ください。
 

人工観葉植物
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光触媒反応によって消臭・抗菌作用のある人工植物です。

水やりの手間を省いて、「とにかく部屋に緑がほしい! 目のやり場がほしい!」という方向けです。

 
 

つまり…

栽培植物とは

 人間によって育てられ、人間の役に立つ植物

という自然加工物なわけです。

 

わしが生まれ育った地元は、田畑に囲まれておったのぅ。小学校の同級生たちの何人かは家が農業じゃった。

田畑も山も見えない都会に来ると、そんな環境が嘘であるかのようじゃわい。

歴史のツボっぽくいうと…

  • 紀元前23,000年前頃
    農業の興り
    イスラエル・ガリラヤ湖畔で、農耕の痕跡(各種の麦)が発見される

  • 紀元前10,000年前頃
    稲作の興り
    中国・長江流域で、稲作を中心とする農耕の痕跡が発見される

  • 紀元前1万年~3000年頃
    沃土と四大文明の興り
    メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、長江文明などが、栄養分の豊富な肥沃な地域で農業とともに発達する

  • 1798年
    マルサスの人口論
    イギリスの経済学者ロバート・マルサスが『人口論』を発表、食糧供給が人口増加量に追い付かず飢餓が蔓延するとの見方を提示する

  • 8000年前~6500年前頃
    織物の発明
    西南アジアやエジプトで、麻や綿などの植物繊維を用いた織物が発明される

  • 紀元前4000年頃
    乳香の利用
    エジプトの墳墓で、香料として用いられる乳香(ムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から取れる樹脂)が発見される

  • 紀元前4000年頃
    薬用植物の記述
    メソポタミア文明で、薬用植物の名を記した粘土板が記される

  • 7世紀頃
    アカネによる染色
    日本の奈良時代に、アカネ科の多年草アカネが鮮やかな赤色(茜色)の染料材料として用いられる。

  • 9世紀後半
    荏胡麻油の主流化
    日本で平安時代、離宮八幡宮の宮司が荏胡麻の搾油機を考案し、神事の灯油(ともしびあぶら)として利用される。

  • 19世紀
    チリ硝石の発見
    チリで、窒素を豊富に含む硝石が発見される。肥料としても火薬としても利用価値があるため、ヨーロッパが競って輸入を図る。

  • 1906年
    ハーバー・ボッシュ法の開発
    ドイツの化学者フリッツ・ハーバーとカール・ボッシュが、肥料原料となる窒素化合物であるアンモニアの製造に初めて成功する

 

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