この用語のポイント
・貨物を運ぶ自動車だよ
簡単にいうと…
トラックとは
貨物を運ぶ自動車
という技術個体です。
正確には貨物自動車ですが、英語のtruck(トラック)が日本では一般的な呼び方です。
詳しくいうと…
街中で、魚の骨みたいに頭でっかちな車両が走っているのを見かけることがあります。
これは、貨物を乗せていないトラックです。
貨物を乗せたトラックを見てみましょう。
トラックは以下のパーツで構成されます:
・キャブ…運転席のある部分
・シャーシ…貨物(ボディ)を乗せる架台。シャシとも呼ぶ
・ボディ…貨物。架装とも呼ぶ
シャーシの上には、さまざまな貨物が積載されます。
今晩あなたが手に取るコンビニ弁当から、自動販売機のドリンク、お魚、石油、建設現場の土砂、家畜や販売用自動車、空路・海路・陸路(鉄道)で運ばれたコンテナなどなど。
シャーシの上には、お祭りの山車が乗ることもあります。柔軟ですね。
以上のようにトラックは、港・空港・集配所から、高速道路・一般道を通して全国津々浦々を駆け巡り、わたしたちが今日手にする物、口にする物をあっという間に届けてくれるのでした。
・トラックは、貨物を運ぶ自動車だよ
・シャーシの上のボディ部分には、冷蔵物・石油・土砂・家畜・自動車・山車など、色々なものがケースバイケースで積載されるよ
さらに知りたいなら…
つまり…
トラックとは
貨物を運ぶ自動車
という技術個体なわけです。
昔は、地域の古紙回収の手伝いなどで、軽トラの荷台に乗せてもらったことがあるのぅ。内緒じゃよ?
歴史のツボっぽくいうと…
1873年 イギリスで電気モーター式四輪トラックが開発される。
1881年 フランスのDe Dion-Bouton社が、蒸気エンジン式トレーラーを製造する。
1895年 ドイツのカール・ベンツが、初の内燃エンジン式トラックを開発する。
<参考文献>(2019/01/01 visited)
貨物自動車 - Wikipedia
Truck - Wikipedia
自動車誕生から今日までの自動車史(前編)
自動車誕生から今日までの歴史を紹介します。前編は誕生から第2次世界大戦までどの様にクルマが進化してきたかを解説します。